退職したけど転職がうまくいかない!20代でやりたい仕事に転職できない理由3選

必死に受験勉強してやっとの思いで難関大学に合格、その後真面目に就職活動し第一希望とは言えないまでもまずまずの会社に入れた。

しかしどうも思っていた会社のイメージと違う。というか、仕事がキツすぎる・・・休みが欲しい・・・そんな20代の会社員が10年くらい前からだんだんと増えているようです。

「思ってたのと違う」と思ったら「会社を辞める」ではなく「転職」を考えよう

かつては「石の上にも3年」「桃栗3年、柿8年」などと言って20代の人には何しろ会社に長いこと忍耐して残ることで一人前の社会人になる、という考え方が主流でした。

また入ってすぐに会社を辞めたり、コロコロ転職したりする人は「辞めグセがついている」という評価をされ、転職市場で敬遠される傾向にありました。

しかしここ10年くらいで明らかに労働基準法に違反しているいわゆるブラック企業や、成果報酬ベースで実際は全然成果が上がらず給与が少ない、そんな相談をする人が一気に増えました。

長期化した不景気と企業側の労働力非正規化によって安定した収入が見込めなくなり、過剰な労働時間や成果を要求されるということが背景にあるようです。

もちろんこうした労働体系の会社を改善することは並大抵では難しいので、ほとんどの人は会社を辞めるか転職していきます。しかしまだ20代のみなさんは転職を考える時気をつけないといけないことがあります。

転職できない理由①経験年数

若い世代特に20代でたいしてスキルも身につけないうちに会社を辞めてしまった人間に対しては非常に冷たい視線を向けられることがあるのも事実です。

労働力の流動化といっても、世の中には専門的な知識が必要だったり、〇〇年以上の実務経験が必要、といった条件を出されることも多々あります。

特に求人募集でよく見かけるのはこの〇〇年以上の実務経験というものです。就職して1年以内で辞めてしまった人にはこの経験年数の有無で引っかかるケースが多いのです。

経験不問・一から丁寧に教えます!とあるところは基本的に営業職や販売店、肉体作業系の職種が多く、実際に入社してからほとんど何も教えてもらえず現場に放り込まれることも多々あります。

人気のある総合事務職や技術系、あるいはデザイン・Web系の会社はたいてい「〇〇年以上の実務経験」とあり、未経験は新卒のみの採用か、あるいは採用していないかということになります。

会社を辞めてしまってからこの「経験年数詰み状態」に気づいた場合、20代の転職の場合はかなりダメージが深くなります。

転職できない理由②前職からのブランク

前職場で上司から激しいパワハラや、過酷なサービス残業、絶対不可能な無理ゲーノルマを課せられていた場合などはうつ病やPTSDなどで仕事ができない状態に追い込まれてしばらくの期間休職していた場合、やはり転職活動には影響してくる場合が多いようです。

私ゆすやんも社会人一年目は過激なスタイルの飛び込み営業をやっていたために、会社を退職したあとは3ヶ月くらい放心状態になって過ごしていました。

そこからなんとか立ち上がって就職活動を始めたのですが、必ず引っかかってくるのは面接や電話申し込みの際、「なぜ3ヶ月間もの間働いていなかったのか?」と聞かれます。これはブランクの期間が開けば開くほど不利になっていきます。

私の場合まだブランクが3ヶ月間だったので両親の引越しの都合で〜とか適当な理由をつけることができたのですが、やはり基本的にはブランクが空いてしまったことは突っ込まれることに違いないです。

また精神的な病気にかかって休んでいた場合でも、そうした病気に理解のあるところもあれば全くないところも依然ありますので、選択の幅が狭まることには違いないと思います。

私のように転職を何回も繰り返している人間には、友達から転職相談を受けることも多々あるのですが、転職を相談してくる人の多くには「会社を辞める前に転職活動したほうがよい」と勧めます。それはこうしたブランクを作らないようにさせるためでもあります。

転職できない理由③実績が示せない

これは理由①の経験年数とも関わってくる話ですが、当然20代で1年も経たずに会社を辞めてしまった場合、基本的には人に話せるような成果や実績を提示することはできません。

したとしても、それは見習い期間の仕事での成果としか相手には思われず、20代そこそこでそんな重要な仕事を任せられているはずがない、と判断するのが妥当だとも言えます。

ここに20代の転職者の落とし穴があるのです。これがデザイナーやクリエイターといった職種であれば「ポートフォリオ」(作例集)を持参して熱意を示せばなんとかなる場合もあるのですが、一般的な会社員であればそうした目に見えるような実績を見せることができないのです。

20代が志望どおりの転職をするためには

20代の転職者にとってネックになりそうなポイントをチェックしてきましたが、20代で思い通りの転職をするためにはキャリアアドバイザーなどがしっかりついてサポートしてもらう必要があります。

転職活動をするときはまず転職サイト選びが重要ですので、必ず20代の就職に特化したようなサポートをしてくれるところを探してみましょう。

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