携帯の着信音楽サービス「着メロ」やニコニコ動画などで一躍有名になったドワンゴの元社長であり、日本のネット界の有名人である川上量生の過去から現在までを詳しく追っていきます。
川上量生のプロフィール
- 本名:川上量生(かわかみ のぶお)
- 愛称:カワンゴ
- 生年月日:1968年9月6日
- 年齢: 52歳(2020年12月現在)
- 身長:175cm
- 出身:愛媛県
- 学歴:京都大学工学部
- 職業:実業家
- 家族:須賀千鶴(妻)
川上量生の経歴は?
川上量生は関西の難関大学・京都大学工学部に進学し、在学中からプログラミングの仕事を請け負うなどしていたようです。
卒業後はソフトウェアジャパンに入社し、7年間ほどサラリーマンとして働いていたようです。
独立後、ドワンゴを設立、携帯の着メロ事業などがヒットして一躍有名になると、その後ニワンゴの代表取締役に就任、日本最大級の動画サイト「ニコニコ動画」のサービスを開始します。
川上量生は事業家として大活躍!気になる年収や資産は?
着メロサイト「ドワンゴジェイピー」や日本最大級の動画サイト「ニコニコ動画」で知られるドワンゴの社長や会長として知られる川上量生ですが、その年収はどのくらいなのでしょうか?
まずドワンゴがKADOKAWAの子会社となる前の2017年の時点ではドワンゴは資本金106億円、従業員が1000人を超える大企業となっており、2017年3月売り上げが307億円もあったと言われます。
おそらく同クラスの企業の社長と比較して、年収6000万円以上であったことはまちがいないようです。
また資産などもソフトバンク孫正義に次ぐ資産を持っていると言われており、数千億円近く持っているとの噂もあります。
川上量生は結婚している?奥さんは何をしている人?
川上量生は2013年に経済産業省の官僚だった須賀千鶴と結婚し、1児をもうけています。
川上量生の奥さん須賀千鶴は経済産業省商務情報政策局メディア・コンテンツ課課長補佐、経済産業省経済産業政策局産業資金課課長補佐などを歴任しており、結婚披露宴には、元経済産業省大臣の枝野幸男や茂木敏充など錚々たる顔ぶれの政治家が出席するなどしたようです。
川上量生とひろゆきの関係は?
川上量生はドワンゴ代表取締役時代の2007年、有限会社未来検索ブラジルの創業メンバーであったひろゆきと合流し、ニコニコ動画を立ち上げます。
川上量生とひろゆきはその後も、ニコニコ動画の事業を通してかかわっていきますが、2013年2月にひろゆきがニワンゴの取締役を辞任して、現在はあまり交流はなくなっているようです。
川上量生がジブリ・宮崎駿から激怒された?真相を調べてみた
川上量生は2011年よりスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫の元でプロデューサー見習いとして無給で働いています。
川上量生は2016年、スタジオジブリのアニメーター・宮崎駿から激怒されるという事件が起こりました。
「NHKスペシャル 終わらない人 宮崎駿」という番組内で川上量生は「人口知能に動作を考えさせた人間のCG」をプレゼンで披露し、宮崎駿から「極めてなにか生命に対する侮辱を感じる」と激しく非難されました。
川上量生は人工知能のプレゼンとして面白いと感じてプレゼンして見せたのですが、一瞬にして場の空気は凍りつき、川上量生はしばらくショックを受けたようです。
宮崎駿はのちに「欠陥は俺もいっぱい持ってるから、なんか面白いことができるかなって思ってやったことでしょ?」と川上量生を擁護しつつも「人工知能というものを色々もてはやすと、やっぱり馬鹿げた事が起こる」と話しています。
また、「あのウケ狙いのオヤジ顔を笑って済ましているっていうのは、川上さんの大きな弱点だと思う」と改めて真相を語っています。
川上量生がニコニコ動画の新バージョン発表で炎上し謝罪
川上量生は2017年11月28日、ニコニコ動画の新バーション「niconico(く)」の発表を行いましたが、発表会を見たユーザーから指摘が相次ぎ、炎上する騒ぎとなりました。
その後、川上量生は開発が遅れていることや基本性能の向上について解決していないことなどを文面で謝罪しました。
川上量生がドワンゴを辞任?川上量生の現在は
2019年2月、川上量生はドワンゴの役員を辞任し、ドワンゴの親会社であるカドカワの代表取締役も辞任することを発表しました。
位置情報ゲーム「テクテクテクテク」やニコニコ動画の不振などを受けドワンゴの業績が悪化し、カドカワの2019年3月期の連結業績予想を下方修正することになり、43億円の赤字を記録する見通しとなったことが辞任理由のようです。
現在、川上量生はドワンゴの役員を辞任したあと、ドワンゴ顧問となりましたが、2020年10月12日にVRライブ・コミュニケーションサービスを提供している株式会社バーチャルキャストの取締役会長に就任しています。
また2016年4月1日に学校法人角川ドワンゴ学園が開校した通信制高校「N高等学校(N高)」の理事も川上量生はつとめており、得意の通信インフラ技術を生かしながら教育やVRの世界にも活動の幅を広げています。
川上量生は着メロやニコニコ動画を大ヒットさせた事業家だが、現在はN高校やジブリ、VRなど幅広く事業を展開
川上量生はドワンゴの創始者であり、着メロサービスやニコニコ動画などの通信サービスを成功させてきた事業家です。
しかしニコニコ動画の衰退や失敗により川上量生は第一線を退くことになりましたが、現在でもVRやスタジオジブリ(コンテンツ)、N高校(教育事業)など幅広い事業を手掛けており、活躍し続けています。
今後の川上量生の活躍に期待しましょう。