就職や転職の面接からスピーチやプレゼンでも使えるPREP法について調べてみた

PREP法というものをみなさんはご存知でしょうか?今回は面接やスピーチ、プレゼンや営業トークでも使える「PREP法」について詳しくみていきます。

PREP法とは

PREP法とは

  1. 結論(Point)
  2. 理由(Reason)
  3. 具体例(Example)
  4. 結論(Point)

の頭文字をとったもので、文章を書くときにこの順番で書くと論理的に話をまとめることができるというものです。

PREP法は文章だけでなく、会話や説明、スピーチなどにも応用でき、話に説得力を持たせたい時に意識して使うとよいと言われています。

PREP法のメリット

文章の書き方として「起承転結」という構成がよく言われますが、PREP法の方にもメリットがあります。

メリット①簡潔にわかりやすく伝えられる

PREP法のメリットとして、結論を先に伝えることにより相手に話の全体像をわかりやすく伝えられるということがあります。

「起承転結」のような構成の場合、人によっては結論にたどり着くまでに時間がかかり、聞く相手をイライラさせることもあります。

メリット②説明に説得力を持たせることができる

PREP法を用いた場合、相手に結論に至った理由と具体例を提示するので、非常に説得力のある話をすることができます。

また結論を再度提示することで相手に印象づけ、より説得力のある説明をすることができるのです。

メリット③誰でも簡単に文章を作れる

PREP法は一種のテンプレートであるので、そのテンプレートに埋める形で文章を書いていけば誰でも簡単に説明文を書くことができます。

逆にPREP法を意識せず書いた文章は冗長になりやすく、なかなか最後まで書ききるのが難しくなります。

文章を書いたり、話をするのが下手だという人ほどPREP法を意識してみると、スムーズに文章を組み立てることができるようになります。

PREP法の実例

ここからはシチュエーションに合わせてPREP法の会話や文章の実例を見ていきます。

PREP法を使った自己PR術

面接などでよく行われる自己PRですが、「私は在学時に◯◯でアルバイトをしていたときに、社員の方から「細かいところによく気がつく」と褒められたことがあり、また所属するボランティア団体でも・・・」というように思いつくままに履歴書に書いてある長所や特技をアピールしていくのはNGです。

「私は細かいところによく気がつく性格です。たとえばアルバイト先や所属しているボランティア団体では・・・」というようにどんな人間なのか、どんな意欲を持っているのかを一言で言い表してから話す方がまとまった印象を与えます。

就活で使えるPREP法

PREP法は本来プレゼンや商談、科学論文などでよく用いられますが、就職活動ではエントリーシートや履歴書の作成、面接での会話などあらゆる場面で使用できます。

PREP法を意識して話したり書いたりすることで、面接する側にも「この人は話し方の基本がわかっているな、仕事ができそうだな」という印象を与えることができるでしょう。

プレゼンで使えるPREP法

PREP法が最も有効に活用できるのはプレゼンや商談です。プレゼンや商談というものはお客様側のほうも最初のうちはほとんど興味がない、ということがよくあります。

しかしPREP法を用いて、インパクトのある結論から入ることにより興味を徐々にかきたて、やがて

とくにプレゼンの中盤以降あまり人に聞いてもらえない、商談の途中ではぐらかされてしまうという人はぜひPREP法をマスターするべきです。

PREP法は会話や文章、スピーチやプレゼンなど様々な場面で使える構成

これまでみてきた通り、PREP法は就職や転職の面接や履歴書作成、または社内の会議から取引先でのプレゼンまで色々な場面で使えるトーク術であり、文章作成術です。

実は今回の記事もPREP法を意識して書いてみましたが、いかがだったでしょうか?

みなさんも様々な場面で応用して、ビジネスに生かしていきましょう。

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