クラウドファンディングで話題のミヤハヤ画伯について調べてみた②

ミヤハヤ画伯はクラウドファンディングサイト・CAMP FIREで自身の活動費として613,000円を集めたとしてネットやSNS上で話題になりました。

しかしこのクラウドファンディングにはいくつかの疑惑があり、そうした疑惑が原因で炎上しているようです。

赤字になった京都でのミヤハヤの地方個展にまつわる疑惑

2019年に京都で個展を行ったミヤハヤ画伯でしたが、来場者は20人ちょっと、ほとんどの絵が売れずに残ったということで赤字となったようです。

この個展にはいくつかの疑惑が持ち上がっているようですので詳しく見ていきたいと思います。

疑惑①なぜクラウドファンディングをしたのに個展が赤字になったのか?

ミヤハヤ氏はクラウドファンディングからの支援金があったのにもかかわらず、なぜ個展は赤字開催となってしまったのでしょうか?

ミヤハヤ画伯はクラウドファンディングで集めた60万円のうち、15万円を地方開催の個展経費に充てるとしていました。

普通に考えれば、開催費用や画材費などの経費をクラウドファンディングの資金で賄っているのであれば、売上=利益となり、黒字にしかなり得ないはずです。

京都個展の赤字10万円(?) = 京都個展の売上(?) – 京都個展の経費(15万円) + クラウドファンディングで集めた支援金からの拠出金(15万円)

こうした一連の疑惑に対してミヤハヤ画伯は「個展にかかった費用に支援金を含めて考えていない」と回答しています。

ではクラウドファンディングの支援金はいったい何に使われたのでしょうか?

疑惑②ミヤハヤがクラウドファンディングに自己資金投入

ミヤハヤはクラウドファンディングサイト・CAMP FIRE上で「All-or-nothing」方式でクラウドファンディングを行っています。

この「All-or-nothing」という方式は、支援金が目標額に達さなかった場合、支援金を受け取れないという仕組みです。そして集めた支援金はパトロン(支援者)に返却されます。

2019年にミヤハヤが企画したクラウドファンディングでは、締め切り日当日20万円近く目標額に到達していませんでした。

しかし、終了24分前になってなんと12万円の支援がされ、目標金額が達成されました。

こうした動きはクラウドファンディングではかなり珍しい動きであり、ミヤハヤ画伯自身も「奇跡」と表現しています。

しかしその後ネットやSNS上では「自己資金で目標金額に達成させ、支援金を回収したのではないか?」という疑惑が持ち上がりました。

この自己資金を投入たのでは?という疑惑に関してミヤハヤ画伯は自身のnoteで完全に否定しています。

自己資金投入疑惑と個展の赤字額との奇妙な一致

一般的にクラウドファンディングではAll-in方式(目標達成しなくても支援金は支払われる)とAll-or-nothing方式(目標達成しないと支援金は払われない)では、All-or-nothing方式のほうがお金が集まりやすいと言われています。

All-or-nothing方式は目標達成されなかった場合、支援者に対して返金されるので、支援者が気軽に資金を投じやすい面があります。

また金額が目標達成に近づくにつれ、支援者側に「目標を達成させてあげたい」という気持ちも生じやすいため、お金が集めやすいという特徴があります。

これは推測でしかありませんが、ミヤハヤ画伯は2019年のクラウドファンディングで、

  1. お金が集まりやすいAll-or-nothing方式で応募
  2. 期日までに目標金額に到達しそうにない場合、ギリギリの時間帯で別アカウントから自己資金を投入
  3. 目標金額に到達させ、支援金を回収

という手順で、All-or-nothing方式を装って支援者を煽りながらお金を募り、自己資金を投入してAll-in方式のように集めた資金を回収したのではないか?と思われます。

ミヤハヤ画伯の京都の個展は10万円ほど赤字になったそうですが、もし自己資金を投入してクラウドファンディングを目標達成させていたとしたら、非常に辻褄が合います。

京都個展の赤字10万円 = 京都個展の売上(?) − クラウドファンディングで目標達成に足りなかった12〜20万円

これはかなり奇妙な数字の一致ではないでしょうか?

疑惑③京都アニメーション への寄付金の明細が不明

ミヤハヤ画伯はクラウドファンディングで個展の開催資金を集めたのち、個展の京都での開催と放火事件により多数の死傷者を出した京都アニメーションへの募金をすることをブログ上で宣言しました。

その後、個展での利益の一部をYahoo!ネット募金を通じて寄付したと述べていますが、その金額の詳細は公表されていません。

ミヤハヤ画伯は自身のブログで個展への参加呼びかけをする際、京都アニメーションへの募金を宣言していますので、個展の参加者や作品の購入者の中には京都アニメーションへの募金を見越してミヤハヤ画伯の作品を購入した人も少なからずいると思われます。

そのため、京都アニメーションへの募金の詳細が不明であることは、支援者や個展での作品購入者に対する重大な裏切りと捉えられても仕方ないかもしれません。

また、仮にミヤハヤ画伯が自身の個展への集客のために、凄惨を極めた京都アニメーション放火事件への同情を利用したのであれば、これほど卑劣な集客方法はないといえるでしょう。

悪質なCAMP FIREでのクラウドファンディングに注意

ミヤハヤ画伯のような使用用途の不明なクラウドファンディングの使い方は過去の例からみても炎上しやすい方法になります。

また、支援金の使用用途があいまいな企画を放置しつづけ、詐欺行為や乞食行為の温床となっているクラウドファンディング・CAMP FIREにも今後批判が集まってくると思われます。

CAMP FIREで挙げられている企画の中には、社会に貢献する素晴らしい企画や新しい製品開発などにつながる企画などもあるため、非常に残念なことです。

CAMP FIRE運営には具体的な詐欺・乞食行為対策を実施し、使いやすく安全なサービスへと変化することを願いたいところです。

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