クラウドファンディング・CAMP FIRE炎上案件をまとめてみた(下)

前回に引き続きシリアルアントプレナー・家入一真の起業したクラウドファンディングサービス・CAMP FIREで炎上した案件を見ていきたいと思います。

CAMP FIRE炎上④お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる!

未成年である高校生の投稿で物議を醸したのが「PUBGを60fpsでプレイさせる」という企画でした。

PUBGとはオンライン上で行うバトルロイヤル形式の戦闘ゲームです。リアルなグラフィックとリアルタイムで同時に複数のプレイヤーとバトルできるゲームとして現在世界中で流行しているゲームです。

また60fpsとは画面の処理速度を意味しており、高性能のゲーム用PCでプレイすることによってよりスムーズに動かすことができます。

高校生でバイトもできないのでお金を集めてプレイしたい、という気持ちはわかるのですが、まず企画を出しているのが未成年であったことと、目的が自分本位で他人のためや社会のためになるわけではないという点でも疑問視され、炎上しました。

CAMP FIRE炎上⑤若者と政治の架け橋になるために、大学院に通いたい。

お嬢様芸人としてYouTubeなどで活躍しているたかまつなな(現NHK局員)は2017年3月にCAMP FIREで大学院に通うための学費として140万円以上を集め話題となりました。

しかしTwitter上では「お嬢様なら親からお金を出してもらえばい」「政治を勉強するためと言っているが、大学院にまで行かないと学べないものなのか?」といった批判が集まり、「現代版の乞食」とまで揶揄されました。

現在たかまつななは自身が起業した株式会社笑下村塾の代表を辞任し、プロのお笑い芸人も引退、NHKのディレクターとして働きながらボランティアのお笑い芸人として活動しています。

CAMP FIRE炎上⑥泰葉不朽の名曲チャイナタウンで社会貢献

林家三平の娘としてタレント活動をしている泰葉は2017年10月にCAMP FIRE上でCDを制作するための資金を集めるための企画を出しています。

一口3000円で6曲入りのCDをもらえるというリターンでスタートしましたが、目標金額の300万円にはまったく到達せず36人から16万7千円を集めたところで終了となりました。

そして、その後すでにレコーディング費用として600万円の未払いがあることが発覚し、支払いを待ってもらっている状況ということがわかり炎上騒ぎとなります。

そしてついに泰葉はCDを制作することなく、自己破産を宣言して債務整理に入っていることをブログ上で報告、クラウドファンディングで集めた16万7千円のゆくえはわからなっています。

クラウドファンディング・CAMP FIREは炎上案件多数で要注意

クラウドファンディング・CAMP FIREは、社会に貢献する素晴らしい企画や新しい製品開発などにつながる企画などがあり、非常に有益なネットサービスといえるでしょう。

しかしその一方で安易だったり悪質な内容で炎上する案件も非常に多いのが現状です。

炎上する案件の特徴としては

  • 他人の為や社会貢献のためではなく、自分本位の企画
  • 支援者へのリターンがあいまい、またはあまり価値がない
  • もともとの企画が履行されず別の用途に使われる
  • 集めたお金がどう使われたかの明細が不明

といったことが挙げられるようです。

運営サイドも「炎上を防ぐためにコメント機能オフが選択できるようにする」といった目先だけしか考えていない対策ばかりを投入している印象です。

  • 悪質なアカウントのBAN
  • 偽企画を立てた人にペナルティを与える
  • 契約不履行の場合の返金制度を明確化する
  • ユーザからの評価制度を導入する
  • 登録の際の身分証提示
  • 未成年の使用制限

などの具体的な詐欺・乞食対策を実施し、使いやすく安全なサービスへと変化することを願いたいところです。

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